2015/01/09

レザークラフト初心者さんでも簡単にできる、革製マウスパッドキットの作り方

世界にひとつだけ、お気に入りの革小物が作れる、レザークラフト。
一度やってはみたいけど、作り方がなんだか難しそうだし面倒くさそう・・・。

「スタンプとも相性がいい、初心者でもたのしめるレザークラフトキットが作りたい!」
スタンプ工場ではたらく私たち、そんな想いからレザークラフト初心者の方にぴったりのこんなキットをつくりました。




このキットには革のマウスパッドを自作するのに必要な材料と道具がすべて入っています。
縫い穴もレーザーカット済み。届いたらすぐにレザークラフトが楽しめます。

今回はこのキットを使って、本格的な革のマウスパッドを作ってみましょう!
最後に私たちの工場のスタンプを使って仕上げますので、そちらもお楽しみに。

まずは手縫いするのにあると便利な「レーシングポニー」という道具を作りましょう。レーシングポニーとは革を手縫いするときに両手をあけるための便利な道具で、今回は100円ショップで販売されている材料を使った、手軽にできる作り方をご紹介したいと思います。



必要なものは、ブックエンド、ダンボール、両面テープ、ボンド、革か布のはぎれを用意しましょう。
ブックエンドは写真のようなかたちのものを用意してください。



まず、ダンボールをカットしてブックエンドにはりつけましょう。
ブックエンドの上部のサイズをはかります。



つづいてブックエンドの下部のサイズをはかります。



はかったサイズで、ダンボールにラインを引きます。



ラインどおりにカットします。上部用の大きいサイズを4枚、下部用の小さいサイズを8枚作ります。



カットできました!大きいサイズの上辺の左右の角はブックエンドの形に沿うようにカットしておきましょう。



両面テープを写真のように2枚貼ります。



カットした段ボールを、2枚ずつ貼りあわせて・・・



さらに両面テープでブックエンドに貼り付けます



下部用のダンボールを両面テープで2枚貼りあわせます



さらに両面テープでブックエンドの下部にはりつけます



貼り付けできました!これを2つ作ります。



布のはぎれにダンボールよりひとまわり大きなサイズのラインをひきましょう。



ラインにそって布をカットします



カットできたら、ダンボールの上から両面テープで布を貼り付けます



布の端は写真のようにハサミで切り込みを入れます



切り込みが2ヶ所はいりました!



切れ目をいれたら折り込んでボンドでとめましょう



レーシングポニーができあがりました!
小物を作るならこのサイズでじゅうぶん。

それでは引きつづき、マウスパッドの制作にとりかかりましょう♪



キットに含まれているものはこちら。革2枚、針、糸、ボンド、クリップです。



このように革には芯材が入っています。これを一枚はさむことで自然な盛り上がりが生まれ、見た目の美しい仕上がりになります。またマウスパッドとしての使い心地もぐっとあがります。



またこのキットはこのように縫い目がすでに開いていますので、菱目打ちであける必要がありません。こうすることで必要な道具も減りますし、手間と時間の節約にもなります。



縫い糸を用意します。糸は必要な長さの5倍が目安。糸の長さが長くなりすぎると縫いにくくなるので、まずは半分の2辺をぬいましょう。糸の長さをはかって5倍の長さにカットします。



針穴に糸をとおします。ロー引き糸を使っていますので通しやすくなっていますが、万が一通りにくい場合は糸先にボンドをつけて固めてから糸に通すと良いでしょう。



針穴に糸がとおったら、針を糸にさして・・・



引き抜きます!これで糸を針から抜けなくするための結び目ができました。



このやり方で糸の両端に針をつけます。これで針と糸の準備は完成です。



レーシングポニーをゴムバンドでとめます。なければ大きいクリップでも代用できます。



レーシングポニーでレザー2枚をはさみましょう。キットについているクリップで2枚の革をはさみ留めします。このときにそれぞれの革の裏側四辺についている仮留め用の両面テープをはがし、仮留めしておきましょう。

それではさっそく手縫いしていきましょうか!



ぬいはじめは、表から針を通します



とおったら針をそろえて、革の両側に出た糸の長さをそろえます



ふた針めも、表からさしましょう。





裏にとおったら手前にしっかりとひっぱります。引き抜いた糸の根元をつまんでキュッとひっぱります。すべて同じぐらいの強さでひっぱるときれいな縫い目がつくれます。



裏から針を表に返します。かならずひとつ前に通した糸を上にして、これから差し込む針についた糸がその下をくぐるようにして行います。これがルールです。この縫い方で統一することで、目のそろったきれいな縫い目になります。




とおしたら糸をひっぱります。糸をひっぱるときはできるだけ革にちかい根元をつまみ、キュッとひっぱりましょう。力いっぱいひっぱすぎると革がよれるので注意しましょう。



つぎの目に表から針をさしこみます



手前に糸をひきます





さきほどと同じように、針についた糸が表から通した糸の下をくぐるようにして、裏側から針を返します。



両側に糸を引きます



つぎの目に表から針をさします



手前に糸をひきます



裏側から針を返します。やり方は同じ。



両側に糸をひきます。この縫い方でぬい進めましょう!



角まで縫ったら、つぎは角の縫い方です。
角の目のひとつ前の裏側から針を通したら、両側に引いて・・・



角の目に表から針をとおします



手前に糸をひきます



針についた糸が下をくぐるように、裏から針を返します



本体を90度回転させます



おなじように縫っていきましょう!



あとひと目で2辺縫いおわりです。縫いおわりは、最後の目に表から針をとおして・・・



手前にひきます



裏から針をかえします



両側にひきます



ひとつ手前の目に表から針をさし、ひと目かえします




針をひき抜いたら、糸をひっぱって



ハサミでカットします



結び目を2つ作りましょう!



ハサミでカットして・・・



ボンドをつけて・・・



うえから木槌でたたきます。木槌がなければハサミの柄など固いものでたたきましょう!



結び目がつぶれました。これで半分縫いおわり♪



のこり半分の縫いはじめは、同じようにはじめの目に表から針をとおします



革の両側の糸を同じ長さにそろえます




つぎの目に表から針をとおします



糸を手前にひきます



針についた糸が下をくぐるように、裏側から針をかえします



両側に糸をひきます。同じ縫い方でどんどんぬい進めましょう。



縫いおわりは、最後の目に表から針をとおして・・・



糸を手前にひきます



裏から針をかえして両側にひっぱります



手前の目にひと目かえします



針をひきぬいたら糸をひっぱって



ハサミで糸をカットして



結び目を2つつくります

ハサミで糸をカットして

ボンドをぬって



木槌で結び目をつぶします



表から縫い目にそって木槌でたたいて、縫い目をなじませたら・・・



はい、マウスパッド本体のできあがり!



このキットに付けている革ですが、実は有名国内ブランドと同レベルの革を使用していますので、味わい深い本格的な仕上がりに満足感が高まります。

また冒頭にも書いたとおり、私たちの工場で作っているスタンプは、レザークラフトとも非常に相性がよいものです。

スタンプを使えば、おしゃれでカッコいい、そして見ているだけでもたのしいマウスパッドができあがります。
それでは、ここから実際にスタンプを押してデザインをつけていきましょう♪



今回はこちらを使いましょう!わたしたちの工場の新製品「押して旅する、トラベラーズスタンプ」です♪
このスタンプはノスタルジックな20種類の「旅」をモチーフにしたイラストスタンプを1枚のシートにしたもので、好きなスタンプをカットして使うUM(アンマウント)タイプになります。



ハサミでカットしてアクリルブロックに貼り付けます。
UM(アンマウント)スタンプのアクリルブロックの貼りつけ方はこちらを参考にしてください。



インクはこちらを使いましょう。革にも押せるスタンプインク「ステイズオンオペーク」のコットンホワイトです。インクが透けにくいのが特徴で、ガラスやOPP袋にも印刷のようにきれいにスタンプができます。



スタンプにインクをつけます。利き手にインクを持ちポンポンとはたくようにつけると失敗しにくいです。



位置をきめてスタンプします!



スタンプを貼りかえて、もう1ヶ所ワンポイントにスタンプしましょうか♪



はい!スタンプで仕上げたおしゃれな「トラベラーズマウスパッド」のできあがり!
どこかノスタルジックなデザインの飛行機と、ワンポイントの出国スタンプが、味わい深いレザーによく映えています。



ブラウンのレザーに白いインクも相性バツグン。このようにスタンプしたあとの透け感が少なく、印刷したようなきれいな仕上がりになります。

レザークラフトといえば「刻印」でデザインをつけるイメージが強いですが、かなりの器用さが求められるうえに難易度が高いので、手軽に革小物にデザインをつけたい場合、とくに初心者の方にはスタンプがおすすめ。

インクは革に押せて、なおかつ下の地が透けにくいインクを使うようにしましょう!

                           ◆

初心者でも手軽に作れるキットとおしゃれなスタンプがあれば、レザークラフトの楽しみ方がぐっと広がります。

お誕生日やバレンタインなど、大切な方への心のこもったプレゼントにもすてき。
手間をかけて手作りすれば、そのぶん気持ちがより深く伝わりそうです。

あなたも簡単にたのしめるキットとスタンプで、世界にひとつだけの愛着あふれるレザークラフトをつくってみませんか?






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