2013/09/14

シルバークレイ(純銀粘土)を使ったシルバーアクセサリーの作り方


つけるだけで特別な一日になるような、純銀のシルバーアクセサリー。

本格的なシルバーアクセサリーが、スタンプでかんたんに作れたらおもしろい!

そこできょうは、わたしたちの工場でつくったスタンプで、シルバークレイ(純銀粘土)をつかったオリジナルのシルバーアクセサリーを作ってみたいと思います!



まず使用するスタンプはこちら!「夜空の十二星座モチーフスタンプ」をつかってみましょう♪
これは十二星座をテーマに、おしゃれなモチーフをたくさんつめこんだスタンプシートなんです!

アクセサリー作りにとりかかる前に、使用する道具のご紹介です!



きょうの主役、シルバークレイ(純銀粘土)です。
三菱マテリアルのPMC3というシリーズをつかいます。



そしてこちら。これはおゆまるというプラスチック粘土で、熱を加えると柔らかくなります。どのように使うかはのちほどのおたのしみ!(笑)



エレポット。小型の電気炉です。電源をいれると880℃程度の高温になります。純銀粘土を焼くのはこれを使います。

エレポットは温度を一定に保つことができるため、焼き上がりが安定するというメリットがあります。エレポットがなければカセットコンロとシルバーパンを使って焼くこともできます。

ただしこのカセットコンロを使用する方法は温度を一定に保つのが意外に難しく、焼きが足りなかったり、焼きすぎて作品が溶けてしまうという失敗になる場合がありますので注意が必要です。



ピンバイス。シルバークレイに穴をあけるためのハンドドリルです。



ダイヤモンドヤスリ



真鍮ブラシ



造形用オイル、ピンセット、スポンジ研磨剤、筆。



いぶし液、重曹、歯ブラシ。(いぶし仕上げをする場合)



耐水サンドペーパー(今回は#600、#1200、#3000を使用)、シルバーダスター研磨剤(鏡面仕上げをする場合)。

※サンドペーパーは#600、#1200、#1500、#2000でもOKです。

それではさっそく、あそんでみましょうか!



まずスタンプをカットします。



カットできました!この双子座モチーフのスタンプを使ってみたいと思います!



おゆまるを用意します。



90℃ほどの熱湯をカップに入れて……



そのなかにおゆまるを入れてやわらかくします!



やわらかくなったら、ピンセットで取り出して……



タオルで水気をふきとり……



やわらかいうちにおゆまるを伸ばします。



おゆまるを伸ばしたら、そこへさきほどカットしたスタンプを埋まるまで押しこんで……



冷めるまでおいておきます!



さめたらスタンプをはずしましょう!



はい!おゆまるの型にスタンプの模様がつきました!



つぎにつかうのはこちら!銀粘土オイルです。



オイルを筆にとります。



はがれやすくするため、筆で型の内側にオイルをうすくぬっておきましょう!
型のふちにも忘れずにぬっておきます。



ここでシルバークレイ(純銀粘土)を用意します!

粘土を袋からとりだします。



折ると空気を含みますので、折るのではなく指先で押し寄せるようにして粘土をこねて、まるめましょう!



まるめたら、さきほどの型に押しこみます!






そのままひと晩おいておきます。お急ぎの場合は、ドライヤーの冷風をあてて乾燥させてもOKです。



完全に乾燥したら型から取り出しましょう!

銀粘土にもとのスタンプの模様がうつしとられました!



ピンバイスで穴をあけます。(ピンバイスの使いかたはこちらの記事をごらんください)




ダイヤモンドヤスリでバリをとって整形します。



きれいな円形に整形できました!



それではいよいよ、エレポットで銀粘土を焼いてみましょう!



エレポットの金属蓋をはずし、本体のしたに敷きます。



かたちをととのえた銀粘土をエレポットに入れて……



セラウール中ぶたをかぶせます。



付属のセラミックボードで、上部の穴を半分ほどふさぎます。
これによって、炉内が880℃の最高温度まで上昇します。

※(注意)全部の穴をふさいだら温度が高くなりすぎて危険ですので絶対にしないでください。



電源をいれ、30分間焼きましょう!

このとき、エレポットの周囲は高温になりますので、燃えやすいものは近くに置かないようにしましょう。またエレポットの上部1mはあけておいてください。それさえ守れば、ご家庭のテーブルでもお使いになれます。

焼成できたら、そのまましっかりと冷まします。



冷めたらピンセットで銀粘土を取り出します。焼いた直後は白く結晶化しています。



真鍮ブラシで表面をみがきます。白い結晶がとれて銀肌がみえてきます。



みがいたらこんな感じ!銀肌がでてきています!



真鍮ブラシでみがきおわったら、しめらせた歯ブラシに重曹をつけて……



さらに磨きます!こうすることで、シルバー表面の脂分が落とされます。
これはこのあとのいぶし工程で、表面に脂分がのこっていたらきれいにいぶせないためです。

それでは、いぶし液でいぶしてみましょう♪



100ccの熱湯にいぶし液を1滴垂らします。
液は硫黄(いおう)のにおいがしますので、換気しながらおこなってください。



そこへピンセットで作品をいれます。



黄色→赤→青→黒とすこしずつ変色していきます。
シルバーがやや黒っぽく変色してきたら……



ピンセットで取り出します!タオルで水気をきれば……



玉虫色のような輝きの、いぶし仕上げのシルバーペンダントトップの完成です!



チェーンを通せば、アンティークなコインのような風合いの双子座のシルバーネックレスのできあがり♪

スタンプで模様づけた、シルバーを鋳造したような凹凸感が味わい深いです!


せっかくなので、もうひとつつくってみましょう!



つぎはこんなスタンプをつかってみましょうか!
「&」(アンドマーク)のスタンプです!



カップに注いだ熱湯におゆまるをいれます。



やわらかくなったおゆまるをピンセットでとりだして……



うすくのばします。



ここでアクリルブロックをつかいます。



のばしたおゆまるに「&」(アンドマーク)のスタンプをのせて……



アクリルブロックでぎゅっと押しこみます!



固まるまですこし待って……



さめたらスタンプをはがしましょう!



はい!「&」(アンドマーク)の型ができました!



型がとれたら、筆でオイルをたっぷりぬります。さきほどよりもベタベタにぬっておきます。



アクリルブロックにもオイルを塗っておきましょう!



シルバークレイをこねて……




型に押しこみます!



そのうえからオイルをぬったアクリルブロックでぎゅっとおさえます!


押さえつけたら、アクリルブロックを真横にすべらせるようにしてはずします。
このときに上に持ち上げないようにしてください。



シルバークレイを型からはずします。マークがしっかりと写し取られました!



ここでこれを使います!マイクロナイフ



カッターマットを敷き、不要な部分を切り落とします。



マットを回転させながらカットしていきましょう!



おおまかにカットできました!

このままひと晩おいておきます。お急ぎの場合はドライヤーの冷風で乾燥させてもOKです。



完全に乾燥したら、うらがえして……



ダイヤモンドヤスリでかたちをととのえます!



こまかいところは細いヤスリでととのえて……



はい!ヤスリがけでかたちがととのいました!

それではいよいよ焼き工程です♪



ピンセットでエレポットに入れて……

セラウール中ぶたをかぶせます。



セラミックボードで上部の穴を半分ほどふさぎます。



電源を入れ、30分間焼きましょう!!



焼きおわり、完全に冷めたらピンセットで取り出します。

つぎにサンドペーパーをかけてみがいていきましょう♪
サンドペーパーは目の粗いものから細かいものへ順番にかけていきます。


まずは600番から。番号は裏面に記されています。



600番のサンドペーパーをかけましょう!表裏の面だけでなく、側面や穴の内側など細かいところもかけていきます。



600番をかけおわったらこんな感じ!表面の白い結晶がとりのぞかれて銀肌がみえてきます。



つぎは1200番のペーパーをかけます。



1200番をかけおわりました!すこしずつ鏡面らしい光沢がでてきました!



いちばん目がこまかい3000番で仕上げましょう!



3000番をかけおわったらこんな感じ!鏡面らしい輝きがきれい!

このように耐水サンドペーパーは、#600、#1200、#3000というように、目の粗いものから細かいものへ順にかけます。



いよいよ最後の仕上げです!研磨剤をつかいましょう!



シルバーダスターに研磨剤をつけてなじませ、しっかりと磨けば……




はい!文字のかたちにシルバーを切り出したような、「&」(アンドマーク)のペンダントトップのできあがりです!



チェーンをつけたら、鏡面しあげのすてきな「&」(アンドマーク)のシルバーネックレスのできあがり!

このようにカットしやすい模様なら、スタンプでシルバーに凹凸をつけるだけでなく、その模様のかたちに切り出すこともできてしまうのがまたおもしろい!



シルバークレイ(純銀粘土)で作る、本格的なシルバーアクセサリー。

スタンプをつかえば、世界にひとつだけのオリジナルデザインのシルバーアクセサリーが簡単にできてしまいます。

つけるだけで特別な一日になるような、純銀のシルバーネックレス。

あなたもスタンプでたのしみながら作ってみませんか?




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