2013/04/15

ネコのスタンプでつくる、スクラップブッキング本の作り方


じぶんの想い出、じぶんの好きなもの。
それらを思いのままに一冊の本にとじこんでいく、スクラップブッキング。

スタンプですてきなスクラップブックをつくるお手伝いができたら、なんだかたのしそう。

そんな想いからうちの工場で、こんなスタンプをつくってみました!



はい!「スクラップブッキングをたのしむ、アルファベットと数字と猫のスタンプ」です!

きょうはスクラップブックからハンドメイドして、このスタンプをつかって世界で一冊だけのスクラップブックに仕上げてみたいと思います!

まず、スクラップブックづくりに用意するものはこちら。



本文用の用紙です。A3用紙を縦に半分に切ったもの(420×148.5mm)が16枚。
紙を横長において、紙の目(繊維が走る方向)はタテに走る方向に揃えましょう。
両手で紙をしならせて、しなりやすい方が目の方向です。
紙の目を揃えないと、きれいに折れないことがありますので注意しましょう。



そして表紙用の用紙。500×148.5mmが1枚。表紙用の紙は厚手のものがよいでしょう。



麻糸と針。麻糸は1100mmが2本必要です。



ボタンと、ボタンを留める糸が1本。ボタンは直径20mmぐらいのものが使いやすいです。



ゴムひも(150mm)1本と、割りピン(6ミリ径)1つ。



へらと目打ち。へらは漫画のスクリーントーンをつけるときに使うものを、目打ちは以前レザークラフトで使用したものを使いました。

今回の記事には、本の部位の名称が出てきます。
大阪府立中之島図書館さんのページにわかりやすく図解と説明が掲載されていますので、まずはこちらをご覧いただけるとわかりやすいと思います。

それではさっそく、あそんでみましょうか(笑)!



はじめに本文をつくっていきます。本文用紙は切り口がそろっていない辺を天にそろえます。2枚ずつかさねてから天の角をあわせて半分に折り、合計8つの折り丁をつくります。
折るときはへらでしっかり押さえながら折るときれいに折れます。



できるだけ折り丁を開かないようにし、折り目の頂点に目打ちで綴じ穴をあけます。穴の位置は天から4cmのところにひとつ、地から4cmのところにひとつ。



本文を束ねて平らにおき、うえからすこし指で押さえて厚みをはかって背幅をきめましょう。

このときに、写真や切り抜きなど、スクラップの中身を貼りこんで膨れるぶんも厚みに含んでおきます。ちなみに今回は15mmにしました。



つぎに表紙の背をつくります。
天と小口をそろえて折り丁を1つ重ねます。
このようにすることで、おもて表紙の幅がきまります。



表紙にへらで本文の横幅の折り線を引きます。



折るときは折り線に定規を固定したまま、へらを用紙の下にくぐらせて……



へらを使って紙をおこし、定規の厚みにあてるようにして折ります。



背幅分(今回は15mm)をとって線をひきます。



さきほどのやり方で、へらで紙を折ります。



本文の綴じ穴の位置を、表紙の背幅の2本の折り線上にそれぞれ写します。(天から4cm、地から4cmのところに1箇所ずつ)



上下の綴じ穴をつないでタテに切れ目をいれ、さらにタテの切れ目の中央にヨコの切れ目をいれましょう。



切り開いた部分をたおして、のり(テープのりでも可)ではりつけます。
これで表紙の背ができました。
つぎに表紙に本文を綴じこんでいきましょう!


裏表紙に最初の折り丁をのせます。表紙を上、背を手前にしておき、内側から地の穴に針をさします。



糸の端は50ミリのこし、本の地を経由して表紙をとじこむように一周させます。



残しておいた糸の端と地の穴の位置でむすびます。



再度おなじ地の穴から背側に針を出します。



背をわたっている糸に針をくぐらせます。



真横に針をひきぬいて玉をつくりましょう。



つぎの折り丁をかさねます。



その折り丁の地の穴に背側から針をさします。



針を引き抜く際に、糸をすこしだけ輪の状態でのこしておきましょう。



本の地を経由して背側に戻り、つくっておいた輪に針をとおします。



針を真横にひきぬき、そのあと真上に糸をひっぱるときれいな玉ができます。



3枚目の折り丁をかさねたら、また背側から針をさして……



針を引きぬくときは、おなじように輪をのこしておきましょう。



本の地を経由して背側に戻り、残しておいた輪に針をとおして……



糸を引いて玉をつくります。
残りの折り丁も同様にこれを繰り返します。



最後の折り丁は背側に玉をつくって綴じおえたら、もういちど地の穴に針をさし、内側でむすんで留めます。




地の側の折り丁がとじおわりました!



つぎはおなじ方法で、天の側の折り丁をとじていきます。
1枚目の折り丁の内側から針をさし……



糸の端を5cmのこして、本の天を経由して表紙をとじこむように一周させます。




本の内側で、のこしておいた糸の端をむすびます。




むすんだら内側から針をとおして……





背をわたっている糸に針をくぐらせます。




引き抜くと玉ができますので、そのまま2枚目の折り丁の穴に背側から針をさしましょう。



針をひきぬくときは、おなじように輪をのこしておきましょう。



本の天を経由して、輪に針をとおして……



玉をつくったら、3枚目の折り丁に背側から針をとおします。
最後の折り丁まで、これをくりかえします。



最後の折り丁に背側から針をとおしたら、内側でむすびましょう。
これで本文はとじおわりです!



つぎにかぶせという、本文小口のカバー部分をつくります。本文の小口の位置にあわせて、裏表紙に折り線をひきます。



そこから背幅とおなじ厚み(今回は15mmに設定)をとって、もう一本線をひきましょう。



定規を線の位置にあわせて、へらで裏表紙を折ります。



これがかぶせという本文の小口のカバーになります。



この時点で背表紙側はこんな感じです!
綴じ糸や折り丁がみえるユニークな仕上がりになりました。



うえから見るとこんな感じ!これでスクラップブックはできあがりです。

ここから、作ったスクラップブックにスタンプでデコレーションしていきます。

スタンプにはこれらの道具をつかいます。



アルファベットと数字と猫のスタンプ。
英字(AからZまで)が大小ふたつずつ、数字(0から9まで)が大小ふたつずつ、記号、かわいい猫のシルエットのスタンプがはいっています。



アクリルブロック。スタンプの持ち手につかいます。今回は5cm角のものを用意しました。



インクはこれをつかいましょう!ステイズオンミディ
普通紙やコート紙、アート紙だけでなく、プラスチックやビニールにもスタンプできる多目的インクです。

それでは、さっそくスタンプしていきましょう!




スタンプをはさみでカットしましょう!



カットしたスタンプを、そのままアクリルブロックに貼りつけます。



ステイズオンミディのガナッシュ(こげ茶色)のインクをつけて……



表紙にスタンプします!英字を押して……



猫のスタンプでデコレーションすれば……



はい!こんなオリジナルの表紙ができあがりました!



スタンプができたら、おもて表紙にボタンを縫いつけます。ボタンの位置はかぶせの上にくるようにすると本文に響きません。



うら表紙の小口側に穴をあけてゴムをとおし、割りピンでとめましょう。



ゴムでボタンにひっかけて、しっかりととめられます。



ボタンとゴムでとじるとこんな感じに!
タイプライター風の文字とかわいい猫で彩る、おしゃれなスクラップブック。
世界にたった一冊だけ、じぶんで作るスクラップブックのできあがりです!



タイプライター調の味わいのあるフォントだから、スタンプするだけでどこかなつかしい仕上がりに。



かわいい猫のシルエットが、どこかなつかしいフォントによくなじみます。



見開きはこんな感じ!180°ひらけますので使いやすい!

すきな写真を貼ったリ、雑誌をスクラップしたり。
写真やスクラップを貼りつけたら、スタンプでデコレーション!

タイプライターで印刷したような文字と、お気に入りの写真のなかに、かわいい猫がむじゃきにあそびまわるようなたのしいスクラップブックができあがります。

紙からてづくりしたスクラップブックは、製本のたのしさも味わえます。
友だちとの旅行記録をまとめたり、家族の思い出を一冊の本に残すのもすてきです。

本づくりからたのしむ、スタンプであそぶスクラップブッキングで、あなたもあそんでみませんか?











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