2012/08/27
スタンプでシルバーアクセサリーを手作りしよう☆
みんなのあこがれ、純銀のシルバーアクセサリー。
そんなシルバーアクセサリーが、じぶんで好きにデザインできたら、おもしろい。
そこで、きょうはこんなものを使ってあそんでみましょう!
アートクレイシルバーです!銀粘土とも呼ばれるもので、お家のガスコンロで焼くと、純度99.9%のシルバーアクセサリーが 簡単につくれる粘土なんです。はじめての方はいろんな自作キットが出ていますのでそちらを用意しましょう。シルバーアクセサリーの製作に必要な道具(記事中に出てくるものです)が入っていてとても便利です。
小皿などに入れた水と、アートクレイシルバー専用マットも用意しておきます。シルバークレイはとても乾燥しやすいので、ひび割れたときに水で補修します。ワークマットがなければクッキングシートが便利です。粘土が水溶性でかなりくっつきやすいので、くっつきにくくはがれやすいものを使ってください。
ではさっそく、あそんでみましょう!
シルバークレイをこねましょう。袋から取り出してラップでくるみ、3~4回を4セットほど揉んでやわらかくしました。
きょうはコイン型ネックレスをつくりましょう。こねた銀粘土を、マットの上でまるくまるめます。
まるめたら、うえからさらにクッキングシートをのせましょう。
クレイプレッサーで上からプレスします。のばし棒でも、空き缶の側面でもOK。あまり薄いと焼いたときに反ってしまうのと、あとで加工をすることから、薄さは3ミリ程度にしました。
もしヒビが入ってきたら、指でほんの少し水をつけて粘土をのばしながらヒビを埋めます。(大きいヒビの場合は、粘土くずを水でペースト状にしたもので補修してください)
ここがポイント!シルバーアクセサリーの模様つけにスタンプを使います!今回は「ユリの紋章」のスタンプにしましたが、もちろんお手持ちのお気にいりのスタンプでOKです。
粘土の表面がすこし乾きかかったタイミングで、スタンプをダイレクトに押しましょう!(メーカーさんに確認したところ、このタイミングがベストだそうです)
銀粘土の表面は乾きすぎるとスタンプしづらく、逆に水分が多すぎるとスタンプが埋まりやすくなります。
もし水分が多くスタンプが埋まってしまったら、そのまますこし放置してかるく乾燥させてスタンプを取り、もう一度スタンプしてください。押し圧は軽めでじゅうぶんです。
かるく押したら、やさしくそっとスタンプをはがせば……
ほら!スタンプの凹凸がシルバークレイにきれいに写しとられて、カッコいい模様がつきました。ユリの紋章がくっきりと浮かび上がっています!
あとでチェーンなどをつけられるよう、穴をあけましょう。道具がなければストローでもOK!
ベースができたら、ドライヤーの温風を近くからあてて(至近距離からあててください)しっかりと乾燥させます。15分くらいあて、粘土が熱をもつくらいまで乾燥させましょう。
水分が残ったままだとうまく焼けない場合があります。とにかくしっかりと乾燥させることがポイント。乾燥が完全でない場合は、焼いたときに水蒸気が爆発して作品が破裂することがあります。
そこで、完全に乾いているかが簡単にチェックできる方法をご紹介します!とてもわかりやすいので、ぜひおためしください。
1)まず5分ほどドライヤーの熱で温めます。
2)熱したプレートを、鏡の上に置きます。
3)10秒待って取ったときに、鏡が水蒸気でくもっていなければOK!
くもっていたら、水蒸気がでなくなるまで再度ドライヤーであたためてください。
完全に乾燥したら、ヤスリでかたちをととのえます。
ヤスリで細かく削り、キレイな円形になりました!
それでは、いよいよ銀粘土を焼いてみましょう!
まず、カセットコンロを用意します。ガスコンロの場合は、内炎式コンロや温度調節機能のあるコンロは使用不可ですのでご注意ください。
金属製のボウルに水をはっておきます。焼きおわったシルバーアクセサリーを冷ますためのものです。きれいなタオルは、水に入れて冷ましおわったアクセサリーの水気をきるときに使います。
製作したプレートの大きさを、紙に写しておきます。あとでちゃんと焼き上がっているか確認するためのものです。
コンロに焼成用の金網をのせます。
強火にかけます。金網が赤く変化します。いちばん赤くなっている場所を確認しておいてください。
いったん火を止めて、いちばん赤くなっていた場所に、製作したプレートをピンセットで置きます。
うえから焼成用カバーをのせます。万が一水分が残っていたときの破裂時の飛散を防ぐものです。
セッティングができたら、強火で10分ほど焼きます。火にかけるあいだは、絶対にその場を離れないようにしましょう。
焼きあがったら火を止めて、そのまま20分ほど放置して冷まします。焼成用カバーもはずさないでください。金網はさめればコンロから取りはずせます。
放置して冷ましたあと、ピンセットでプレートをつまんで、水をはったボウルに入れて完全に冷まします。1分ぐらいでじゅうぶんです。
乾いたきれいなタオルで水気をしっかりと拭き取りましょう。
あらかじめ書き写しておいたプレートのサイズと焼成後のサイズを比べます。
およそ8~10%ほど縮んでいれば、ちゃんと焼けています。
この収縮がみられない場合は、焼成の手順を繰り返してください。
※一カ所ヒビが補修できていなかったらしく、クラック(ヒビ)が入っていますが、焼成できているので気にせずにこのまま進みます(笑)
いよいよ磨き作業です!ステンレスブラシで表面を磨いて銀肌を出します。
スポンジ研磨材(赤)でブラシあとがなくなるまでしっかり磨きます。
磨いたらこんな感じになりました!ブラシあとがなくなり、なめらかになりました。
つづいてスポンジ研磨材(青)で磨きます。赤の研磨材よりもきめの細かいものです。
スポンジ研磨材(青)で磨いたもの。しっかり光沢がでてきました!
ちかづいて見ると、よりはっきりとシルバーならではの美しい光沢がでてきていることがわかります。
さらに、スポンジ研磨材(緑)で磨きましょう。青の研磨材よりもさらにきめの細かいものです。
磨き終わりました!輝きがさらに強くなっていい感じ!
ちかくで見てみましょう。シルバーならではの深みのある光沢が、さらに強くなっています!
いよいよ最後の仕上げです!磨きヘラで表面をこすり磨きます。細かいところは先端の方をつかって磨きましょう。
さらにシルバークロスでしっかり磨けば……
はい!ここまでピカピカになりました!ハンドメイドならではの味わいがあり、純銀の美しい輝きに惚れ惚れします。お気にいりのスタンプでデザインした、世界にひとつだけのシルバーアクセサリーができました!感動!
チェーンをつけて、完成です!
シルバーアクセサリーは模様つけが難しく、自分で彫るのも大変です。そんなときはお気にいりのスタンプをつかえば、世界にひとつ、あなただけのオリジナルが簡単に作れちゃいます!
手間をかけ精魂込めて作ったシルバーアクセサリーは、愛着もひとしお。
思い出にのこる、一生の宝物になること間違いありません。
心をこめてつくるシルバーアクセサリーは、プレゼントにもぴったりですね!
ワクワクたのしい、スタンプをつかったシルバーアクセサリーづくり。
あなたもあそんでみませんか?
※今回使用したアートクレイシルバーは、実店舗でもWEB通販でもお求めいただけます。世界にひとつ、あなただけのシルバーアクセサリーづくり、ぜひお楽しみください!
アートクレイシルバー 全国販売店一覧(メーカーサイト)
アートクレイシルバー メーカー直販サイト(楽天サイト)
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